Tuesday, January 24, 2006

七つの過誤












仕事をするとき犯しやすいのが以下の七つの過誤だ。

1. やってはいけないことをやる(法律違反)
2. 選択を間違える(たたき台を実行)
3. 間違った問題に対して努力して正解を出す
4. タイミングをまちがえる
5. アプローチをまちがえる(木によりて、魚を求む)
6. 管理過剰というあやまちを犯す
7. 思い込みの失敗をおかす(部分を全体と思い込む )

法律違反をしてはならないのはもちろんだが、よく陥りやすいのが第三の過誤だ。
思いつきの問題、与えられた問題、たたき台としての問題、
これらは間違った問題・課題の可能性がある。

せっかく取り掛かり、時間と労力をかけ正しい答えを出したにしても、
その問題・課題自体が間違いであったら、全くの徒労である。
やらなくてもよいことを、効率よくやることほど、非効率的なことはないのである。

「一生懸命やれば必ずその努力は報われる」とは限らないのである。

問題に取り掛かる前に全体を見渡し、
その問題を解く目的は何か? について十分に考える必要がある。

Wednesday, January 11, 2006

新年会 












異業種交流会の新年会
宴会の始まる前の時間を使って、楽しくゲーム

メキシコ政府の依頼によりアステカ遺跡を探検し、21日間で財宝を持ち帰るという
チーム対抗のゲームだ。ルールの説明の後、作戦タイム。
勝つためにはどのような作戦を立て、実行してゆくのか?

ゲームの後、反省会。
5チームの内、突撃派2チーム、慎重派2チーム、ナイス作戦スロー実行1チーム。

非日常的な、簡単なゲームなのに結構現実の世界を象徴している。
 1.お客様(このゲームだとメキシコ政府)の目的をよく聞いて行動したか。
 2.情報収集・分析にマンパワーをかけすぎ、行動に遅れをとっていないか。
 3.チーム内での作戦・意思・情報の共有化のための仕組みづくりができているか。
 4.リーダーシップ、役割分担、などの集団の力を発揮する体制がつくれているか。
 5. 状況の変化に応じて、柔軟に作戦・計画など変更して実行しているか。
 6. リスク管理は?
 7. 人材も含め有限な資源の最大有効活用は?

等々。宴会が終わるまでいかに「勝ち組」となるかに議論沸騰。

Thursday, January 05, 2006

謹賀新年












新年にあたり思うこと

会社の目的は何?「利益を上げること?」
「Nooo!!!」
会社の目的は 「価値ある商品・製品またはサービスを提供すること
「利益では?」 「利益を上げなかったら会社が存続しないのでは?」
「いやいや!」 
「利益は上記目的を遂行すれば自然と得られるもの」
「価値ある」とはお客様にとって価値のあるもののこと。
「利益が上がること」を会社の目的とするとお客様不在に。
なぜならば、会社の利益はお客様にとって価値のあるものではないから。

去年も色々な事件が多発した。毎日のように経営者が謝罪の会見した。
皆、会社の目的をはき違えている。
利益を目的としたシステムの最たるものが「詐欺行為」=犯罪だ。

新年にあたり目的についてよく考え、
その目的を達成するためにどうすべきかを企画・計画し、実行に移さなければならない。