七つの過誤
仕事をするとき犯しやすいのが以下の七つの過誤だ。
1. やってはいけないことをやる(法律違反)
2. 選択を間違える(たたき台を実行)
3. 間違った問題に対して努力して正解を出す
4. タイミングをまちがえる
5. アプローチをまちがえる(木によりて、魚を求む)
6. 管理過剰というあやまちを犯す
7. 思い込みの失敗をおかす(部分を全体と思い込む )
法律違反をしてはならないのはもちろんだが、よく陥りやすいのが第三の過誤だ。
思いつきの問題、与えられた問題、たたき台としての問題、
これらは間違った問題・課題の可能性がある。
せっかく取り掛かり、時間と労力をかけ正しい答えを出したにしても、
その問題・課題自体が間違いであったら、全くの徒労である。
やらなくてもよいことを、効率よくやることほど、非効率的なことはないのである。
「一生懸命やれば必ずその努力は報われる」とは限らないのである。
問題に取り掛かる前に全体を見渡し、
その問題を解く目的は何か? について十分に考える必要がある。